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2020/02/21 12:23

第四候 「土脉潤起

第四候 「土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる」

あたたかな雨に大地が潤い、

眠っていた植物が芽吹き始める季節です。

黄緑色の実のように見える

青文字のつぼみが、順々に花開いてきました。

つぼみと同じように黄緑色のお花です。

一つの枝に沢山のお花を咲かせることから、

「友人が多い」という花言葉がついています。

丸くお花が集まって咲く、小手毬は、

「優雅」「上品」とともに

やはり「友情」という花言葉もつけられています。

ところどころに、散らすようにいけた雪柳は、

そこまで花が密集していないので、

「愛情、愛嬌、愛らしさ、殊勝、懸命」などの

花言葉になっています。

同じように小さなお花ばかり

今回はいけましたが、

それぞれの花言葉の違いを見るのも

面白いですね。

いけばな担当

草月流いけばな師範 宇田川幸香